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フェンウィックカタログ(1971年)

会社で見つけたお宝?

フェンウィックのカタログ、1971年モノ。

DSCF3899.jpg
厳密に言うと1970年8月~1971年9月までのカタログ。アメリカのカタログってこういう年割りだよね。


DSCF3901.jpg
セブンストランドのロゴも見えるが、フェンウィックのイーグルマークも旧タイプ。シブい・・・。

1971年、つまりは僕の生まれた年です。38年前!!
日本にバスフィッシングがまだまだ根付いていない、国産ブランドのロッドなどなかった時代ですね。

何がすごいって、この年からフェンウィックはティムコによって日本へ輸入されるようになったというわけで、まさに記念すべき年のカタログというわけです。

フェンウィックの創業は1954年。
フェラライトフェルール(現在の逆並継)が開発されたのが1962年。
世界初のグラファイトロッド(HMG)の発売が1973年。
フリッピンスティックの開発が1976年。

まさに60年代から70年代にかけてはロッドにおける革命の起きた期間であり、そのほとんどがフェンウィックから発信され、ティムコを通じて日本にもたらされたという、まぁ~自分の勤務する会社とはいえ、その経緯、功績には敬意を表さずには居られませんなぁ。

だってこの頃って高度成長期真っ只中で、働くことが美徳で、遊びは悪。基幹産業である自動車などが世界へ羽ばたく時期で、輸入もバツ!って時代ですよ。しかも為替は固定相場制で1ドル=360円から308円のスミソニアンレートをへて、1973年にやっとこさ変動相場制へ移行したという、輸入にとって大逆風な円安ドル高時代ですからね。
確か1985年のプラザ合意以降、1ドル=240円程度から徐々に円高ドル安へ傾き、1988年ころには120円まで進んだような記憶があります。

まぁ~それがいまや1ドル=90円を切ってしまうわけですから、これはこれで大変なわけで。


っと、話が脱線しました。

カタログの中身も見てみますか!

DSCF3902.jpg

フィル・クロックとジム・グリーンという、まさにロッド界のレジェンド、フィッシングの世界にノーベル賞があるなら文句なく受賞な方々のお写真とともにフェラライトフェルールの解説が載っています。

さらに

DSCF3904.jpg

これもまたお宝なロッド、ランカースティックのページもあります。グリップデザイン、ブランクとの接合部など独創的なデザインです。
ちなみに、この時代のFC38、持ってます!

このころのカタログは写真が少なく、むしろ読み物って印象ですが、味がありますよね。

1954年創業ってことは・・・・。
もう55年の歴史ってことですか。

フェンウィックブランドはその後売りに出されて、最終的にバークレイが買収。バークレイは買収したABUとともにピュアフィッシングと名をかえ、さらにはピュアフィッシングもジャーデンという巨大企業に買収されるという、まぁなんともアメリカらしい展開で現在に至るわけです。
当然その間に、多くのものを失い、過去を知る人物もいなくなり、ピュアフィッシング内にフェンウィックの歴史やその製品の意義を知る者はいません。

ティムコは1971年から一貫してフェンウィックの日本の販売権を保持してきました。ピュアフィッシングがフェンウィックを知る、何年も前からフェンウィックを愛し、育み、日本のアングラーに紹介してきたのです。
いまや、ティムコが世界で最もフェンウィックを知る存在となってしまいました。

歴史、伝統はお金では買えません。それがブランド価値というものです。
古きもの、永きものが全て良いわけではないし、時代とともに消えゆくブランドもあります。

さて、フェンウィックはこれから50年後も存在するのでしょうか。
日本の数多あるフィッシングブランド、とりわけバス関係のブランド、メーカーは、数十年後も存在しうるのでしょうか。

それは歴史が証明するのを待つしかないですね。
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テーマ:バスフィッシング - ジャンル:趣味・実用

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まとめ

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