沢村プロのセミナーはベイトフィネスの基本概念、理論。道具を売るためのお話というよりも、ベイトフィネスを体感してほしい、との思いが伝わる内容でした。
ブースで接客をするのが我々の仕事ですから、なかなか他社のセミナーをじっくり聞けないのが残念なんですが、個人的には実戦で役立つ内容を聞きたいもんです、やっぱり。
集客という点では釣りビジョンさんに番組を持っているプロが圧倒的で、まぁ、有名人見たさってところもあるんでしょうねぇ。
僕が琵琶湖をホームにしているなら、琵琶湖プロガイド、特にフルタイムガイドの皆さんの話をハシゴして聞きますねぇ。フィールドでの経験値がスゴイ。
ティムコの誇る琵琶湖プロガイド、平村尚也、国保誠。元トーナメンターでもある彼らのスキル、経験値は凄い。(Photo by 王子)
最先端のテクニックを知るならば、絶対に現役TOP50選手のセミナーかな。これもテクニックを磨いている現場の過酷さ、精度が桁違いですからね。
北大祐、市村直之、山岡計文。ティムコが誇る若手3人衆。各プロとも凄腕です。
僕は彼らと一緒に道具を開発したり、そのためのテストで釣りをしたり、時にはトーナメントのプラのお手伝いをしたりします。
だから彼らの凄さをよ~くわかっているつもりです。
釣りは魚が相手ですから、実力だけではコントロールできない部分がたくさんあるんですが、それでも彼らの凄さ、上手さ、そしてそこに至る努力には頭が下がる思いです。
どんなプロスポーツでもアマチュアとの差は厳然たるものがあります。
まさか石川遼選手にゴルフでラウンドして勝てると思っているサンデーゴルファーはいないでしょう。
ダルビッシュの球を打ち返せる自信なんて、素人には持てるはずもありません。
ええ、釣りのプロもそれに近いくらいの差があると思いますよ、ホントは。
でもお魚さんの機嫌次第では、初めてロッドを握った人でも勝ててしまうのが釣りの怖いところなんですよね。だからいまひとつプロの凄さが伝わりにくいというか。
とにかく、そんなプロフェッショナルたちの話が聞ける、場合によっては道具の相談もできるのがフィッシングショーの良いところですね。
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