バス釣り喜怒哀楽 鬼形 毅の裏日々是開発

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スーパーテクナのスピニング

今年のJBクラシックは野尻湖で開催され、見事に北大祐プロが制覇しました。

すでに各雑誌等に掲載されているので知っている方もいるかもしれませんが、野尻湖の2日間で彼が魚を獲ったロッドは1本のみ。使ったロッドもほぼ1本だったそうです。
クラシックはこれ1本で制覇!
北プロのクラシック制覇はこのロッドなくしてあり得なかった・・・と思う。(Photo by NBC NEWS)

そのロッドとは、スーパーテクナ・S-TAV61SLJ。2012年モデルのプロトでした。
このロッドは沢村プロのブログにもあるように、ゴールデンウィング・GWT60SLJ (K.T.F.)をベースにスーパーテクナへとバージョンアップさせたロッドで、ただでさえ抜群の操作性とティップのキレで定評のあるGWT60SLJ(K.T.F.)をスーパーテクナに採用されているスーパーアラミドヴェールという軽量かつ死角なき補強材でトルクアップさせてあります。
GWT60SLJ(K.T.F.)は使用しているプロが多く、キャリルさん特注品でありながら何度も再生産を掛けているほどの人気モデル。(TOP50桧原湖戦でもウィナーが使ってましたね・・。)
僕自身も試合で使う機会が増えてきており、「これをスーテクで作ったらどうなるかなぁ・・・。」っと興味本位でプロトを作製したのが始まりでした。

スーパーテクナは素材が世界特許の特注品である関係もあって、お値段もまぁまぁスーパーです。市場投入したところで簡単に売れるロッドではありません。だからこのときは「出来が良かったらプロ用のワンオフにでも」と考えていました。

はたして上がってきたプロトの出来はと言えば、そりゃもう、驚きの完成度でした。ブランクのアクションについてはほぼ理想通り。グリップの長さとかガイドセッティングを煮詰めていけば、相当凄いロッドが出来上がる、そう確信しましたね。

北プロ、沢村プロにTOP50桧原湖戦を前にガイドセッティングを煮詰めたモデルを手渡すことが出来ましたが、そこに至るまでは当然僕自身もテストを繰り返しましたよ。
スモールでも
でかいスモールマウス相手でのテストはもちろん・・・

池原でも
リザーバーのラージでもテスト。ガイドセッティング、グリップレングスなど煮詰めていった。

北プロが野尻で使用したプロトは最終プロトのひとつ前のモデル。ほぼ二日間同じロッドを握り続けた結果、リアグリップの長さの変更を求められました。
同じ注文は沢村プロからもはいり、リアグリップの長さを変更することに。
アクションについては問題なかったのですが、開発担当として少し気になった点があったので、そこは僕の判断でわずかながらブランク構造を変更しました。


野尻湖で使うようなスイミーバレット2.8、マイクロクローラーのネコリグ(1/42~1/32oz)はもちろん、スワンプネコやフリックシェイクもOK。ダウンショットリグ、ジグヘッドリグも超軽量ウェイト、小型ワームの組み合わせから、4~5インチ程度のワームとの組み合わせまで対応する適応力の高さを持っています。
軽さと感度は言うまでもないですが、このテのロッドにありがちな脆弱さは皆無。スーパーアラミドヴェールによる補強を施されたブランクは細身ながらトルクフル。
フェンウィックオリジナル・フィネススピニングガイドシステムを搭載することで、ブランクの性能を最大限引き出すことに成功しています。

試合はどうしたってスピニングによるフィネスが欠かせません。
フィネスを超えたウルトラフィネス、その世界が確実に存在します。
せこい?いや、パワーゲームと同じように繊細な釣りには楽しさも奥深さもあるんです。
杭やアシを狙ってルアーを投げるのと同じように、10mボトムの岩にリグを通す精度。3lb以下のラインでビッグフィッシュを仕留めるテクニック、フックサイズ一つでバイト数が激変するシビアさ。そのすべてが実にゲーム性が高いものです。

バスフィッシングの中でも日本独自の進化とも言える、ウルトラフィネスの世界。僕は好きです。

スーテク最高
来年の試合はこのロッドを3本くらい用意したいなぁ・・・無理だけど。
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テーマ:バスフィッシング - ジャンル:趣味・実用

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まとめ

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