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フリッピング大全

Basser 今月号

Basser 最新号の表紙。一番右はフェンウィック・テクナGPのフリッピンスティック、TAV-GP76CH-TJです。
いわゆるフルサイズのフリッピンスティックで、長さは伝統の7フィート6インチ。そしてガイドセッティングなどフリッピンスティックの何たるかを具現化したようなロッドだと自負しています。

「Basser」誌上でフリッピンというテクニックやフリッピン用のロッドに関して取り上げるのはもちろん今回が初めてではありません。むしろバス専門誌の中では突出してフリッピンに関する記事、特集が多いと言えるでしょう。Basser誌はバス専門誌の中では比較的モノ寄りな記事が少なく、また特定のタックルを取り上げることも少ないほうだと思います。
そんなBasser誌でも、ごく稀に、モノというかタックルや特定のメソッドに特化した記事、特集を組むことがあります。「ベイトフィネス元年」と題した特集やスクリューベイトの特集などは記憶に新しい?かな。

そんな中でも、僕が今の仕事を始めてから、つまりBasser誌をバス業界内の立場から見てシビレたモノ寄りの企画があります。

それが「フリッピング大全・flippin' is not dead.」と題したフリッピングに特化した壮大な企画でした。
どれぐらい壮大な企画かっていうと、なんと4か月分(つまり4回)にわたってフリッピンの何たるか、タックルはもちろんのこと、海外取材あり、実釣取材あり、の豪華企画だったのです(今では考えられませんな)。

これらと最初の1冊、計4冊の大企画
Basser 2001年8~9月号。6月号は自宅になかったので(会社のデスクに保管)、写真は無し。


2001年6月号から始まったこの企画は、同年8、9、10月号に分けて掲載され、全3章の構成でした。2001年6月号はまさかここまで連載するとは想定していなかったのか、章には含まれていません。内容は非常にアカデミックな感じで各プロのフリッピンに対する考え方を鋭く掘り出し、ロッドについて、また各メーカーのフリッピンロッドに対する姿勢をもあぶりだしていきます。あえてリアグリップの長さ、ガイドの位置がわかるように配置された各ロッドの写真などは、フリッピング用と謳うには何が必要なのか、それを理解しているか否かが一目瞭然です(まぁ、ここでは公開しませんが)。

8月号で初めてフリッピング大全となり、第1章ではなんと、フリッピングの始祖ディー・トーマスにカルフォルニアに訪ねてのインタビューと釣り。フリッピングなるテクニックの生み出された背景や世界初のフリッピンスティック誕生秘話など、読み応えたっぷりな内容です。
ディートーマス!
ディー・トーマスは1937年生まれ。取材当時は64歳、今は75歳!

冒頭には
(引用)「今回、あえて再びフリッピングにスポットライトを当てたのは、ノスタルジックな思いからではない。(中略)この唯一無二ともいえるテクニックを、日本のバスアングラーに伝える義務があると思うのだ。」(引用終わり)
とあります。いやぁ、熱いぜ!Basser!熱いぜ菅原さん!って感じ(笑)。こうでなくていけませんなぁ!

で、8ページにわたる記事の最後に、「フリッピングに関してはケイに聞け」と結ばれています。ケイとは言うまでもなく、現ケイテック代表、林圭一氏のことですね。

第2章では林圭一氏が登場。フリッピングの基本、というかそのものと言っていい、フリッピングというキャスト、動作について、連続写真やそれらを合成した写真で解説しています。なんと、カラー7ページにわたり、1匹も魚が出てこない特集記事。さすがBasser。

美しい!
林氏の完成されたフリッピングフォームが連続写真で見てとれます。これは今でも参考書として使えます。

で、最後は実釣編。林氏が八郎潟に乗り込み、フリッピングは死んだのか、それとも有効なのか、を確かめるというわけです。
いやぁ、特集から始まって実に4回にわたってフリッピングのみを掘り下げる潔さというかしつこさもBasserならではですねぇ。実に素晴らしい。
P7011349.jpg
林氏が八郎潟で実釣。服装は白いソックスに短パンと時代を感じますが(失礼)、結果は言うまでもなく「Flippin' is still alive! でした。



なんでこんなブログを書いたかというと、僕はフェンウィックのフリッピンスティックが大好きなんですよ。
「そんなもん、開発担当者なんだからあたりめーだ」って突っ込まれそうですが、自分が作ったものだけではなく、昔のやつも好きなんです。

だって世界初のフリッピンスティックはフェンウィックが作ったんですからね。

ってことで、次回はそのフリッピンスティックの話を。
775-2 grip-2
僕自慢のコレクション、775-2についても詳しく取り上げます。/strong>





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まとめ

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