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グロッキー 解剖

グロッキー

さて、サワムラ式やティムコプロスタッフのブログなどで公開されたグロッキー。

問屋さんの受注会でも好評で、早くも品薄の予感・・・。もちろんわが社のポリシーとしては安定供給第一なので、にわかに生産管理部門があわただしくなってきています。

で、グロッキーですが、詳細な使い方、特徴というのはあまり明らかになっていませんね。
もちろん、僕自身開発担当者である以上、グロッキーの使い方、TPOはある程度理解していますが、僕が語るよりもやはりネタ元である沢村幸弘プロに語っていただくのが、最も正確で内容が濃いものになるでしょう。ですから、そういいった情報は沢村プロからの発信を待ちたいと思います。

ここでは、グロッキーの見た目からの特徴を少し掘り下げてみます。
まずは、カラーラインナップ。

カラーは全8色
01:ゴールドフラッシュアユ
02:シルバーフラッシュアユ
03:クリアーウィードアユ
04:クリスタルシャートフラッシュ
05:ゴールドフラッシュギル
06:シルバーフラッシュオイカワ
07:ゴールドフラッシュワカサギ
08:シルバーフラッシュワカサギ

フラッシュ~はインナープレート入りです。形が当然ベイトフィッシュ形状ですから、リアル系カラーが中心になりますが、ルアーというのはリアルになれば良いわけでもなく、カラーによって、あえてアピールになるワンポイントを入れてあります。

たとえば01:ゴールドフラッシュアユ。「ゴールドのアユなんていねぇ~よ」と言われそうですが、落ちアユのイメージならこんな感じかと。キンクロって不滅のカラーですが、キンクロ、アユモチーフって感じですかね。ナチュラルな中にも敢えてオレンジベリーを入れて、アピール力を付加しました。


次に、最大の特徴であるフック。
フロントフックはブロンズカラーだ

フロント、リアともボディにシングルフックを固定しています。トレブルフックがブラブラと付いていると、ボデイとの接触音、キラメキなどを嫌って、バスが直前でバイトをやめる場合があります。ビッグベイトでの釣りやクリアーレイクでの釣りが経験ある方なら、そんな場面には何度も見ているはずです。そのため、フェザーを巻いてみたり、ボデイィを軟質素材で覆ってみたりするんですね。

そこで沢村プロはフックを固定するという、前代未聞、大胆なアイデアを盛り込みました。ティムコで販売しているフライ、イワイスーパーミノーを彷彿させますね。

当然、ボディに生産段階から固定されていますから、交換はできません。サビの発生、ポイントのめくれ、へたりなどでフックがダメになっても交換できない、つまりルアーの寿命になるという、販売サイドからすれば非常にネガティブな要素なんですが、それでもフックの存在を消す、という効果は絶大であることから採用を決めました。

フロントフックはブロンズカラーのフックを採用。掛かりの良さはもちろんですが、なにより腹部下からバスの目線を受けるわけなんで、極力目立たない色、ということです。ブラックフックは腹部がパールホワイト系カラーの場合、シルエットがはっきりしてしまうのでやめました。

リアフックはガンメタ+エラストマーテール

リアフックはガンメタです。「何でブロンズじゃないのよ」と突っ込まれそうですが、やはりサビの対策が一番。目立つという問題はエラストマー製テールでカモフラージュ出来るし、ポイントも上向きなのでフロントフックほど神経質にならなくてもOKと判断しました。テールは簡単に着脱出来ます。見た目もリアルさが増すし、フックの存在隠しもあるので基本は付けていてOKだと思いますが、実はキャスト時の空気抵抗になっています。だから「ボイルがあるけど、あと少し届かない~」ってときはテールを外すと思いのほか飛びます。

さて、さらにデイープに掘り下げます。

この垂直方向にセットされている2本のフックがグロッキーを単なる泳がない系ミノーと違うアクションを生み出す源になっていることに気づいて頂けるでしょうか。

70mm程度のルアーにおけるトレブルフックの抵抗っていうのは実に大きいのですが、それがないとなると、アングラーがアクションを加えた時の反応のレスポンスが既存ルアーにはないほどクイックなのです。

トレブルフックはルアーの安定性に一役買いますが、それがない故にグロッキーはダート性能も持ち合わせてるのです。
つまり、直進性に優れ、サイレントでナチュラルという特徴と、ここぞ!という場面ではダートさせてリアクションバイトも狙えるわけですね。

そのためのロッド、ライン選択、アプローチなどがあるわけですが、それは前述通り、沢村プロの公開を待ちましょう。




こういった特徴があるルアーってのは、ともすれば目新しさだけで終わってしまう場合があるんですが、このグロッキーはその性能を引き出してやることで、極めて強力な武器になると確信しています。
これからはアングラー側にもルアーの性能を引き出す能力が問われる時代です。タックルとは本来そういうものだと思います。






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まとめ

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