バス釣り喜怒哀楽 鬼形 毅の裏日々是開発

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ゴールデンウインング フルソリッドモデル

さて、引き続きゴールデンウィングの新製品をピックアップ。

ベイトフィネスに注目が集まりすぎてますが、もちろん今年のゴールデンウィング、それだけではありません。
ある意味、ベイトフィネスのコンセプトの対極にあるのか、あるいは実は同軸線上にあるのか、判断に迷うところですが、通常のタックルではカバー出来ない領域に踏み込むロッド、ということでは、根っこのコンセプトは同じ、かな。


ゴールデンウィングのフルソリッドモデル、GWT60SL-SJ!

開発スタッフは若きテクニシャン、TOP50の市村直之プロです。

イッチーのフルソリッドも注目!

ソリッドティップモデルは何かと話題ですが、これは先端からバットエンドまでソリッド(中身の詰まった棒)です。僕がフェンウィックの開発担当になってから商品化されたロッドは優に100本を超えますが、フルソリッドは3本目!わずか3本ですよ。それだけに開発過程は困難を極めましたねぇ。

まず、市村プロの要求するハードルは非常に高く、彼が求めるテーパー、操作性、シャープさの理解に時間がかかりました。彼はTOP50の中でもライトリグテクニシャンですし、親交が深く市村プロ以上のライトリグの使い手である江口俊介プロや青木大介プロなどと積極的にタックル談義も行っているせいか、とにかくトーナメントレベルでいかにタックル面でアドバンテージを握るか、そしてそのために必要なロッド、を要求してきます。

脱線しますが、最近の若手プロは一見すると、チャランポランな印象がありますが、その実は極めて真剣でピュアなハートの持ち主が多いと思います。発想も柔軟ですしね。そういう意味では彼らとの付き合い方は年齢差もあって難しい部分もある(苦笑)んですが、それでも得るものは凄く多いです。


っと、話をロッドに戻しますと、

ソリッドブランクっていうのはカーボン素材の棒を職人さんが削り出していくわけです。もちろん機械を使って削っていくんですが、最後の仕上げ部分は指先の感覚が勝負。高品質なソリッドブランクを生み出す技術はその道ウン十年の職人さんです。
こういう職人技は日本の技術が世界最高峰です。モノ作り大国としての矜持は、弱小な釣り具業界にも生きているのです。
正直言えば、フェンウィックを含め多くのロッドが海外へ生産を移行しており、その品質もいまやかつての国産と遜色ないレベルです。でも、ソリッドの研磨だけは日本の技術に追いつかない。1本1本手で削り出すしかないソリッドブランクや、ロッド生産に使うマンドレル(ブランクのテーパーを決める鉄芯)は大量生産できるものではなく、日本の職人技に頼るしかない、というわけです。


で、このGWT60SL-SJ。当然、日本で削ったカーボンソリッドです。特筆すべきはそのバランス!手にしていただければ分かりますが、重量が重くなるフルソリッドロッドにおいてバランスは非常に重要です。ライトリグを操作する上で軽く握れる(実際の重さとは関係なく)というのは欠かせない要素ですからね。

ティップの振れ幅は、若手プロが得意とする高速微弱シェイク、通称「ビビビシェイク」に対応する振幅を実現。無理なく「ビビビ・・・」とティップを震わせることが出来ます。
それでいてラージマウス、スモールマウスを問わず活躍できるように、全体のパワーはやや強めに設定。スムースなパワー伝達はフルソリッドならではで、このおかげで2ポンドクラスの超ライトラインも不安なく使えます(ドラグの良いリールが不可欠ですが)。

ラインテンションコントロールもチューブラーに比べればイージーで、無用なプレッシャーを排除できますし、食い込みの良さももちろん一級品。

市村プロが既に使用しているチューブラーブランクのGWT61SULJは遠投性と操作性。
このGWT60SL-SJは喰わせと誘いに特化しており、ガイドの設定もその方向性で設定されています(ショーで展示されるモデルのガイドは生産仕様とは違います)。

フィッシングショーには市村プロもブースに常駐しますから、是非質問をぶつけてみてはいかがでしょうか。
スポンサーサイト

テーマ:バスフィッシング - ジャンル:趣味・実用

FC2Ad

まとめ

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。